レッスン

塗り絵に必要な道具を知って楽しもう【色鉛筆/文具】

塗り絵に必要な道具を知って楽しもう【色鉛筆/文具】

今回は、塗り絵を楽しむために必要な道具をご紹介します。道具を知って、もっと充実した塗り絵ライフを送りましょう。これから塗り絵を始めたい方も、もっと楽しみたい方も、ぜひ参考にしてください。 塗り絵本の種類 現在は多くの塗り絵本が出版されています。大人の塗り絵といえば「コロリアージュ」のような細かい柄を塗るタイプが有名です。細かい絵柄は根気が必要ですが、色を埋めていく楽しさがあり、初心者にもおすすめです。 また、有名な名画を塗れる塗り絵本もあり、そのまま塗るだけでなく、自分なりにアレンジして楽しめます。100円ショップにも様々な塗り絵があり、練習用にも本格作品作りにも活用できます。さらに、人気アニメや漫画の塗り絵も多く、大好きな作品を自分の色で仕上げるのはとてもワクワクします。 私が塗り方ページを担当した塗り絵本もあり、YouTubeで塗り方動画も公開しています。現役アーティストやイラストレーターによる塗り絵本も多数あり、見ているだけで画集のように楽しめます。個人作家が印刷やダウンロード形式で販売している塗り絵もあり、期間限定のものも多く魅力的です。 色鉛筆 塗り絵の道具として最も身近で始めやすいのが色鉛筆です。色鉛筆には大きく分けて「文房具用」と「画材用」があります。 文房具用:芯が硬めで折れにくく、細かい部分も潰れずに塗れます。価格も手頃です。 画材用:芯が柔らかく発色が良い。重ね塗りや混色もしやすく、作品作りに適しています。価格は高めですが、色数が豊富で表現の幅が広がります。 さらに、「油性」と「水彩色鉛筆」があり、水彩色鉛筆は水に溶かして水彩画のような表現が可能です。水筆を使えば手軽に彩色でき、準備も簡単です。両方を組み合わせて使うのも楽しい方法です。 その他の画材 色鉛筆以外にも、マーカー、絵の具、クレヨン、パステルなど様々な画材が使えます。これらについてはまた別の機会に詳しく紹介します。 鉛筆削り 普段使っている鉛筆削りで十分ですが、おすすめは「トガール」。ダイヤルで削り角度を変えられ、芯の長さを用途に合わせて調整できます。透明タイプは削りカスの溜まり具合が見えるので便利です。小型の鉛筆削りも用途によって使い分けています。価格が手頃で、短くなった鉛筆も削りやすいのが魅力です。 消しゴム 消すだけでなく、塗った上から光の線を描く表現にも使えます。ホルダータイプの「モノゼロ」は細かい線を消すのに便利です。太めタイプは力を入れやすく、太い線を消すのに適しています。「練り消しゴム」は濃く塗った部分からでも色を抜くことができ、光の粒を表現する際に役立ちます。 白ペン 白ペンは消しゴムや白色鉛筆では出せない、くっきりとした白を描けます。私が愛用しているのは「ユニボール シグノ 1.0mm ホワイト」。他にも「ポスカ極細」や「ミルキーブラッシュ ホワイト」などを使用しています。 下敷き 意外と見落とされがちですが、下敷きを敷くだけで塗りやすさが大きく変わります。家庭にあるもので十分です。 塗り絵を楽しむために特別高価な道具は必要ありません。まずは家にあるものから始め、徐々に自分に合う道具を揃えていくのも楽しみのひとつです。一緒に楽しい塗り絵ライフを送りましょう。ご視聴ありがとうございました。

塗り絵に必要な道具を知って楽しもう【色鉛筆/文具】

今回は、塗り絵を楽しむために必要な道具をご紹介します。道具を知って、もっと充実した塗り絵ライフを送りましょう。これから塗り絵を始めたい方も、もっと楽しみたい方も、ぜひ参考にしてください。 塗り絵本の種類 現在は多くの塗り絵本が出版されています。大人の塗り絵といえば「コロリアージュ」のような細かい柄を塗るタイプが有名です。細かい絵柄は根気が必要ですが、色を埋めていく楽しさがあり、初心者にもおすすめです。 また、有名な名画を塗れる塗り絵本もあり、そのまま塗るだけでなく、自分なりにアレンジして楽しめます。100円ショップにも様々な塗り絵があり、練習用にも本格作品作りにも活用できます。さらに、人気アニメや漫画の塗り絵も多く、大好きな作品を自分の色で仕上げるのはとてもワクワクします。 私が塗り方ページを担当した塗り絵本もあり、YouTubeで塗り方動画も公開しています。現役アーティストやイラストレーターによる塗り絵本も多数あり、見ているだけで画集のように楽しめます。個人作家が印刷やダウンロード形式で販売している塗り絵もあり、期間限定のものも多く魅力的です。 色鉛筆 塗り絵の道具として最も身近で始めやすいのが色鉛筆です。色鉛筆には大きく分けて「文房具用」と「画材用」があります。 文房具用:芯が硬めで折れにくく、細かい部分も潰れずに塗れます。価格も手頃です。 画材用:芯が柔らかく発色が良い。重ね塗りや混色もしやすく、作品作りに適しています。価格は高めですが、色数が豊富で表現の幅が広がります。 さらに、「油性」と「水彩色鉛筆」があり、水彩色鉛筆は水に溶かして水彩画のような表現が可能です。水筆を使えば手軽に彩色でき、準備も簡単です。両方を組み合わせて使うのも楽しい方法です。 その他の画材 色鉛筆以外にも、マーカー、絵の具、クレヨン、パステルなど様々な画材が使えます。これらについてはまた別の機会に詳しく紹介します。 鉛筆削り 普段使っている鉛筆削りで十分ですが、おすすめは「トガール」。ダイヤルで削り角度を変えられ、芯の長さを用途に合わせて調整できます。透明タイプは削りカスの溜まり具合が見えるので便利です。小型の鉛筆削りも用途によって使い分けています。価格が手頃で、短くなった鉛筆も削りやすいのが魅力です。 消しゴム 消すだけでなく、塗った上から光の線を描く表現にも使えます。ホルダータイプの「モノゼロ」は細かい線を消すのに便利です。太めタイプは力を入れやすく、太い線を消すのに適しています。「練り消しゴム」は濃く塗った部分からでも色を抜くことができ、光の粒を表現する際に役立ちます。 白ペン 白ペンは消しゴムや白色鉛筆では出せない、くっきりとした白を描けます。私が愛用しているのは「ユニボール シグノ 1.0mm ホワイト」。他にも「ポスカ極細」や「ミルキーブラッシュ ホワイト」などを使用しています。 下敷き 意外と見落とされがちですが、下敷きを敷くだけで塗りやすさが大きく変わります。家庭にあるもので十分です。 塗り絵を楽しむために特別高価な道具は必要ありません。まずは家にあるものから始め、徐々に自分に合う道具を揃えていくのも楽しみのひとつです。一緒に楽しい塗り絵ライフを送りましょう。ご視聴ありがとうございました。

初心者OK!簡単で可愛い花と女の子の塗り方【色鉛筆/塗り絵】

初心者OK!簡単で可愛い花と女の子の塗り方【色鉛筆/塗り絵】

今回は、この花と女の子の線画を使って塗っていきます。初心者の方でも安心して取り組める、基本の塗り方だけで可愛く仕上げる方法をご紹介します。 使用する線画:花と女の子 ※Youtubeの「メンバーシップ」に入会されている方は、メンバーシップでの通知で無料ダウンロードクーポンを配信いたします。 まずは基本の塗り方をおさらいしましょう。何も意識せずに塗ると雑な印象になってしまいますが、力加減を一定にして隙間なく丁寧に少しずつ塗ることで、きれいに仕上がります。今回は、この基本を意識して塗っていきましょう。 動画内に表示される色名について説明します。表示されるのは、使用している色鉛筆のメーカー名と色名です。その色に近い色も記載しているので、お手持ちの色鉛筆で似た色を使ってみてください。説明やテロップでは、この参考色名で進めます。 肌の塗り方 ピンク系と淡い色を用意してください。まずはピンクから塗ります。影になる部分を中心に、芯を少し寝かせて横の面を使いながら、細かく動かして塗ります。色が濃くなりすぎないように、やさしい力で塗るのがポイントです。 広い部分はつい大きく動かしがちですが、小さめの動きで隙間ができないように塗りましょう。迷ったときは、線画の線の近くから塗ると失敗しにくいです。前髪の下や鼻の下、唇の下に影を入れると、自然な立体感が出ます。 次に、先ほどのピンクの上から淡い色を広めに重ねます。重ね塗りをすることで、少ない色数でも複雑で自然な色味が出せます。紙の白を残さないように塗ると、肌がよりきれいに見えます。さらにピンクを重ね、暗くしたい部分には赤紫を加えると、奥行きや立体感が増します。 目や眉も丁寧に塗りましょう。眉は毛流れに沿ってやさしく塗り、目頭や白目にも軽く影を入れると、眼球の丸みや自然な陰影が表現できます。黒目は上半分を濃く、下半分を明るく塗り分けると、まつ毛の影や艶感が出ます。 髪の毛の塗り方 髪は3色を使います。まずは中間色で全体を薄く塗ります。端から丁寧に、力を入れすぎず基本の塗り方で進めます。 次に、暗くしたい毛束と明るく見せたい毛束を意識して塗り分けます。同じ色でも力加減を変えるだけで濃淡が出るため、毛束が重なっているような立体感を表現できます。最後に2色目・3色目を重ねて、深みと艶を出します。 花の塗り方 花びらは、重なりの下になる部分を濃く、上に重なる部分を薄く塗ると自然な立体感が出ます。ピンクや赤紫を重ね、必要に応じて線をなぞって輪郭を整えましょう。花の中心は茶色や黒で仕上げ、水色などを重ねると柔らかい印象になります。 花の色は、同じ組み合わせでも塗る順番で印象が変わります。紫を先に塗った場合と赤紫を先に塗った場合で色味が異なるので、重ね方を工夫してみてください。葉は緑を下地にし、黄緑を重ねると自然なグラデーションが出ます。 仕上げ イヤリングや服も同系色でまとめると統一感が出ます。服は青系でベタ塗りし、影になる部分に紫を重ねます。爪は赤紫で塗り、艶の部分を残してピンクを重ねると自然な輝きになります。   完成 完成です。基本の「隙間なく丁寧に塗る」方法だけで、ここまできれいに仕上がります。どんなモチーフでも、この基本を意識すれば美しく塗れるようになりますよ。 今回もご視聴ありがとうございました。次回の動画もお楽しみに。

初心者OK!簡単で可愛い花と女の子の塗り方【色鉛筆/塗り絵】

今回は、この花と女の子の線画を使って塗っていきます。初心者の方でも安心して取り組める、基本の塗り方だけで可愛く仕上げる方法をご紹介します。 使用する線画:花と女の子 ※Youtubeの「メンバーシップ」に入会されている方は、メンバーシップでの通知で無料ダウンロードクーポンを配信いたします。 まずは基本の塗り方をおさらいしましょう。何も意識せずに塗ると雑な印象になってしまいますが、力加減を一定にして隙間なく丁寧に少しずつ塗ることで、きれいに仕上がります。今回は、この基本を意識して塗っていきましょう。 動画内に表示される色名について説明します。表示されるのは、使用している色鉛筆のメーカー名と色名です。その色に近い色も記載しているので、お手持ちの色鉛筆で似た色を使ってみてください。説明やテロップでは、この参考色名で進めます。 肌の塗り方 ピンク系と淡い色を用意してください。まずはピンクから塗ります。影になる部分を中心に、芯を少し寝かせて横の面を使いながら、細かく動かして塗ります。色が濃くなりすぎないように、やさしい力で塗るのがポイントです。 広い部分はつい大きく動かしがちですが、小さめの動きで隙間ができないように塗りましょう。迷ったときは、線画の線の近くから塗ると失敗しにくいです。前髪の下や鼻の下、唇の下に影を入れると、自然な立体感が出ます。 次に、先ほどのピンクの上から淡い色を広めに重ねます。重ね塗りをすることで、少ない色数でも複雑で自然な色味が出せます。紙の白を残さないように塗ると、肌がよりきれいに見えます。さらにピンクを重ね、暗くしたい部分には赤紫を加えると、奥行きや立体感が増します。 目や眉も丁寧に塗りましょう。眉は毛流れに沿ってやさしく塗り、目頭や白目にも軽く影を入れると、眼球の丸みや自然な陰影が表現できます。黒目は上半分を濃く、下半分を明るく塗り分けると、まつ毛の影や艶感が出ます。 髪の毛の塗り方 髪は3色を使います。まずは中間色で全体を薄く塗ります。端から丁寧に、力を入れすぎず基本の塗り方で進めます。 次に、暗くしたい毛束と明るく見せたい毛束を意識して塗り分けます。同じ色でも力加減を変えるだけで濃淡が出るため、毛束が重なっているような立体感を表現できます。最後に2色目・3色目を重ねて、深みと艶を出します。 花の塗り方 花びらは、重なりの下になる部分を濃く、上に重なる部分を薄く塗ると自然な立体感が出ます。ピンクや赤紫を重ね、必要に応じて線をなぞって輪郭を整えましょう。花の中心は茶色や黒で仕上げ、水色などを重ねると柔らかい印象になります。 花の色は、同じ組み合わせでも塗る順番で印象が変わります。紫を先に塗った場合と赤紫を先に塗った場合で色味が異なるので、重ね方を工夫してみてください。葉は緑を下地にし、黄緑を重ねると自然なグラデーションが出ます。 仕上げ イヤリングや服も同系色でまとめると統一感が出ます。服は青系でベタ塗りし、影になる部分に紫を重ねます。爪は赤紫で塗り、艶の部分を残してピンクを重ねると自然な輝きになります。   完成 完成です。基本の「隙間なく丁寧に塗る」方法だけで、ここまできれいに仕上がります。どんなモチーフでも、この基本を意識すれば美しく塗れるようになりますよ。 今回もご視聴ありがとうございました。次回の動画もお楽しみに。

【色鉛筆-基本③】綺麗なグラデーションを一緒に塗ろう!【色鉛筆】

【色鉛筆-基本③】綺麗なグラデーションを一緒に塗ろう!【色鉛筆】

今回は、色鉛筆で綺麗なグラデーションを塗る方法をご紹介します。これをマスターすると、美しいグラデーションが作れるようになりますので、ぜひ一緒に挑戦してみてください。 用意するものは、白い紙(あまりザラザラしていないものがおすすめ)、色鉛筆、そして鉛筆削りです。常に先を整えておくと綺麗に塗れます。使用する線画は「ヌリイロ」サイトからダウンロードできます。ダウンロードしたらプリントして、一緒に塗ってみてください。星のマークがある方を上にして使います。 基本のグラデーションの塗り方 まず、基本の塗り方です。色鉛筆をゆっくり動かし、隙間ができないように塗ります。そこから少しずつ力を抜いて、色を薄くしていきます。力加減のコントロールがポイントです。 よくある失敗は、濃く塗る部分はきれいでも、力を抜いたときに線がガタガタになったり、色が小さくまとまってしまうことです。まずは、力を入れて塗り始め、そこから徐々に力を抜く練習を繰り返してみましょう。 1回で完璧に塗ろうとせず、足りない部分は上から重ね塗りしてください。そうすることで、より滑らかなグラデーションに仕上がります。 2色のグラデーション 次に、重ね塗りで2色のグラデーションを作ってみます。例えば、青の上からピンクを重ねる場合、急に色を変えず、青の上に少しずつピンクを被せるように塗ります。境目がパキッと分かれないように、少しずつずらしながら重ねていくのがコツです。 最初はしっかり力を入れて、徐々に力を抜いて薄くしていきます。こうすることで、青からピンクに自然に色が変化していきます。 塗り方のバリエーション グラデーションの雰囲気は、手の動かし方でも変わります。 縦塗り:上を濃く、下を薄くする。空を塗るときなどに便利です。 横塗り:横方向に動かしてグラデーションを作ります。 くるくる塗り:小さく円を描くように塗り、徐々に力を抜きます。色がよく混ざるので、最もよく使う方法です。 シャッシャ塗り:細い線を重ねるように、上から下に向かってシャッと塗ります。短い線と長い線を組み合わせると髪の毛や花びらにも応用できます。 実際に模様を塗ってみる ここからは、ダウンロードした線画の模様を実際に塗っていきます。動画ではノーカットで約40分ほど塗っていますので、ぜひ一緒に塗ってくださいね♪ まずはシャッシャ塗りで模様の膨らみに沿うように塗ります。右利き・左利きで塗りやすい方向が違うので、紙を回しながら塗っても構いません。 続いて、緑や青で下の部分を塗り、上から黄緑や水色を重ねて滑らかなグラデーションを作ります。 真ん中の部分はくるくる塗りで、端を濃く、中央を明るくなるように塗ります。白色を重ねるとさらに滑らかに仕上がります。 最後に赤紫などで残りの部分を塗り、同じ手順でグラデーションを作ります。 完成 同じ模様でも、ベタ塗りとグラデーションでは印象が大きく変わります。今回のようにベタ塗りとグラデーションを使い分けたり、組み合わせたりすることで、より表情豊かな作品になります。 いろいろな色で試しながら、何度も練習してみてください。今回もご覧いただきありがとうございました。

【色鉛筆-基本③】綺麗なグラデーションを一緒に塗ろう!【色鉛筆】

今回は、色鉛筆で綺麗なグラデーションを塗る方法をご紹介します。これをマスターすると、美しいグラデーションが作れるようになりますので、ぜひ一緒に挑戦してみてください。 用意するものは、白い紙(あまりザラザラしていないものがおすすめ)、色鉛筆、そして鉛筆削りです。常に先を整えておくと綺麗に塗れます。使用する線画は「ヌリイロ」サイトからダウンロードできます。ダウンロードしたらプリントして、一緒に塗ってみてください。星のマークがある方を上にして使います。 基本のグラデーションの塗り方 まず、基本の塗り方です。色鉛筆をゆっくり動かし、隙間ができないように塗ります。そこから少しずつ力を抜いて、色を薄くしていきます。力加減のコントロールがポイントです。 よくある失敗は、濃く塗る部分はきれいでも、力を抜いたときに線がガタガタになったり、色が小さくまとまってしまうことです。まずは、力を入れて塗り始め、そこから徐々に力を抜く練習を繰り返してみましょう。 1回で完璧に塗ろうとせず、足りない部分は上から重ね塗りしてください。そうすることで、より滑らかなグラデーションに仕上がります。 2色のグラデーション 次に、重ね塗りで2色のグラデーションを作ってみます。例えば、青の上からピンクを重ねる場合、急に色を変えず、青の上に少しずつピンクを被せるように塗ります。境目がパキッと分かれないように、少しずつずらしながら重ねていくのがコツです。 最初はしっかり力を入れて、徐々に力を抜いて薄くしていきます。こうすることで、青からピンクに自然に色が変化していきます。 塗り方のバリエーション グラデーションの雰囲気は、手の動かし方でも変わります。 縦塗り:上を濃く、下を薄くする。空を塗るときなどに便利です。 横塗り:横方向に動かしてグラデーションを作ります。 くるくる塗り:小さく円を描くように塗り、徐々に力を抜きます。色がよく混ざるので、最もよく使う方法です。 シャッシャ塗り:細い線を重ねるように、上から下に向かってシャッと塗ります。短い線と長い線を組み合わせると髪の毛や花びらにも応用できます。 実際に模様を塗ってみる ここからは、ダウンロードした線画の模様を実際に塗っていきます。動画ではノーカットで約40分ほど塗っていますので、ぜひ一緒に塗ってくださいね♪ まずはシャッシャ塗りで模様の膨らみに沿うように塗ります。右利き・左利きで塗りやすい方向が違うので、紙を回しながら塗っても構いません。 続いて、緑や青で下の部分を塗り、上から黄緑や水色を重ねて滑らかなグラデーションを作ります。 真ん中の部分はくるくる塗りで、端を濃く、中央を明るくなるように塗ります。白色を重ねるとさらに滑らかに仕上がります。 最後に赤紫などで残りの部分を塗り、同じ手順でグラデーションを作ります。 完成 同じ模様でも、ベタ塗りとグラデーションでは印象が大きく変わります。今回のようにベタ塗りとグラデーションを使い分けたり、組み合わせたりすることで、より表情豊かな作品になります。 いろいろな色で試しながら、何度も練習してみてください。今回もご覧いただきありがとうございました。

【色鉛筆-基本②】ベタ塗りと重ね塗りの綺麗な塗り方を知ろう!【色鉛筆】

【色鉛筆-基本②】ベタ塗りと重ね塗りの綺麗な塗り方を知ろう!【色鉛筆】

今回は、色鉛筆で「きれいなベタ塗り」をする方法を練習していきます。ベタ塗りと重ね塗りの基本をしっかりマスターしていきましょう。 今回使用するのはこちらの模様の線画です。星のマークがある方を上にして使用してください。 1. 準備 まずは色鉛筆をしっかりと削りましょう。先が丸いままだと、きれいに塗ることができません。準備が整ったら、早速始めます。 2. ベタ塗りの基本 最初に、きれいに見えない塗り方を確認してみます。隙間を空けながら、力加減や塗る方向をバラバラにしてしまうと、ムラができて美しく見えません。 正しい塗り方は、次の通りです。 隙間ができないように、少しずつ同じ力加減で動かして塗る 一度で仕上げようとせず、気になる部分は重ね塗りで修正する 濃くしたい場合も、力任せにせず重ね塗りで濃くしていく この塗り方を覚えていきましょう。 3. 線画を塗る手順 まずは赤色の色鉛筆を使います。上から2番目の囲いの端から塗り始めます。 周りを囲むように塗る最初は一気に塗らず、少しずつ動かしながら周囲を囲むように塗ります。 中を同じ力加減で塗る隙間を作らないように、同じ力でゆっくり塗りつぶします。 この作業を繰り返して模様を埋めていきます。単調な作業に思えるかもしれませんが、少しずつ模様が色で満たされていくのはとても癒されます。 塗るときは指先だけを動かす感覚で行いましょう。力を入れすぎたり手首ごと動かすと手が疲れてしまい、長く塗れません。程よく力を抜いて楽しみながら塗ります。 4. 色の塗り分けと重ね塗り 次に、オレンジ、青、緑、黄色、水色、黄緑と順に塗り進めます。 オレンジ色:縦のラインや未塗部分を塗る 青色:オレンジと赤の間を塗る 緑色:オレンジの真ん中の部分を塗る 黄色:赤い囲いや未塗部分の模様を塗る 水色+黄緑色:最後は重ね塗りでグラデーションを作る 重ね塗りをする場合は、下の色が生きるように最初は薄く塗ります。いきなり強く塗るとムラになりやすいので、力加減をコントロールしながら交互に重ねて好みの色味に仕上げましょう。 5....

【色鉛筆-基本②】ベタ塗りと重ね塗りの綺麗な塗り方を知ろう!【色鉛筆】

今回は、色鉛筆で「きれいなベタ塗り」をする方法を練習していきます。ベタ塗りと重ね塗りの基本をしっかりマスターしていきましょう。 今回使用するのはこちらの模様の線画です。星のマークがある方を上にして使用してください。 1. 準備 まずは色鉛筆をしっかりと削りましょう。先が丸いままだと、きれいに塗ることができません。準備が整ったら、早速始めます。 2. ベタ塗りの基本 最初に、きれいに見えない塗り方を確認してみます。隙間を空けながら、力加減や塗る方向をバラバラにしてしまうと、ムラができて美しく見えません。 正しい塗り方は、次の通りです。 隙間ができないように、少しずつ同じ力加減で動かして塗る 一度で仕上げようとせず、気になる部分は重ね塗りで修正する 濃くしたい場合も、力任せにせず重ね塗りで濃くしていく この塗り方を覚えていきましょう。 3. 線画を塗る手順 まずは赤色の色鉛筆を使います。上から2番目の囲いの端から塗り始めます。 周りを囲むように塗る最初は一気に塗らず、少しずつ動かしながら周囲を囲むように塗ります。 中を同じ力加減で塗る隙間を作らないように、同じ力でゆっくり塗りつぶします。 この作業を繰り返して模様を埋めていきます。単調な作業に思えるかもしれませんが、少しずつ模様が色で満たされていくのはとても癒されます。 塗るときは指先だけを動かす感覚で行いましょう。力を入れすぎたり手首ごと動かすと手が疲れてしまい、長く塗れません。程よく力を抜いて楽しみながら塗ります。 4. 色の塗り分けと重ね塗り 次に、オレンジ、青、緑、黄色、水色、黄緑と順に塗り進めます。 オレンジ色:縦のラインや未塗部分を塗る 青色:オレンジと赤の間を塗る 緑色:オレンジの真ん中の部分を塗る 黄色:赤い囲いや未塗部分の模様を塗る 水色+黄緑色:最後は重ね塗りでグラデーションを作る 重ね塗りをする場合は、下の色が生きるように最初は薄く塗ります。いきなり強く塗るとムラになりやすいので、力加減をコントロールしながら交互に重ねて好みの色味に仕上げましょう。 5....

【色鉛筆-基本①】使い方の基本を知ればレベルアップ間違いなし!

【色鉛筆-基本①】使い方の基本を知ればレベルアップ間違いなし!

今回は、色鉛筆の基本的な使い方を解説します。これをマスターするだけで、塗り絵が格段に上達しますよ。ポイントは「持ち方」「動かし方」「力加減」の3つです。これができるようになると、いろいろな表現が可能になります。 ■色鉛筆の準備 色鉛筆は、使用前に必ずしっかりと削りましょう。芯が削れていないと、綺麗に塗れなかったり、細かい部分ではみ出したりします。また、木の部分が紙に当たると紙に傷がつき、作品が台無しになってしまいます。 ■持ち方と動かし方 まずは、鉛筆を文字を書くときのように持ちます。手首は台にしっかりつけ、動かすのは指先だけにしましょう。色鉛筆を持つ位置によって塗り方が変わります。 鉛筆の下の方を持つ:小さく、濃く塗れる。 鉛筆の上の方を持つ:大きく、薄く塗れる。 中間を持つ:中程度の大きさと濃さになる。 芯は先端だけでなく、少し寝かせて横の広い部分も使いましょう。自分に合った持ち方をいろいろ試してみてください。 もう一つの持ち方として、上から鉛筆を包み込むように持ち、人差し指を添えます。このときは手首を浮かせても構いません。芯を寝かせて横に動かすと、太く柔らかい線が描けます。広い範囲を塗るときに便利です。 ■基本の塗り方 ただ適当に動かすと、隙間ができてムラになり、雑な印象になります。ポイントは、隙間なく、一定の力加減で、少しずつ塗ることです。これが基本のベタ塗りの方法で、何を塗るときも忘れずに使ってください。 ■くるくる塗り 私が名付けたオリジナルの塗り方です。基本の塗り方と同じく、隙間なく一定の力で、鉛筆をくるくる回すように動かします。柔らかなタッチで、塗り跡が残りにくいのが特徴です。人物の肌やグラデーションに向いています。 ただし、隙間を空けたままくるくる塗ると、雑に見えるので注意してください。 ■シャッシャッ塗り これもオリジナルの呼び方です。上から下に向かって力を抜きながら線を引きます。上が太く、下が細くなるように意識してください。慣れたら、隙間なく少しずつ動かし、シャッと塗るようにします。 シャ塗りは、毛並みやグラデーション、髪の毛を塗るときにとても役立ちます。下から上に向かっても練習してみましょう。長くシャッと引いたり、短く動かしたりと、いろいろな表現ができます。 ■つまみ塗り 木の部分をつまむように、かなり下ギリギリを持って塗る方法です。力が入りやすく、濃い色を塗るのに適しています。芯を寝かせれば、広い部分も比較的早く塗れます。 ■まとめ このように、色鉛筆は持ち方・動かし方・力加減・芯の角度を変えることで、さまざまな表現が可能になります。これらを組み合わせて練習すれば、どんなものでも表現できるようになりますよ。 ぜひ、基本をマスターしていろいろな塗り方に挑戦してくださいね。これからも一緒に塗り絵を楽しんでいきましょう。

【色鉛筆-基本①】使い方の基本を知ればレベルアップ間違いなし!

今回は、色鉛筆の基本的な使い方を解説します。これをマスターするだけで、塗り絵が格段に上達しますよ。ポイントは「持ち方」「動かし方」「力加減」の3つです。これができるようになると、いろいろな表現が可能になります。 ■色鉛筆の準備 色鉛筆は、使用前に必ずしっかりと削りましょう。芯が削れていないと、綺麗に塗れなかったり、細かい部分ではみ出したりします。また、木の部分が紙に当たると紙に傷がつき、作品が台無しになってしまいます。 ■持ち方と動かし方 まずは、鉛筆を文字を書くときのように持ちます。手首は台にしっかりつけ、動かすのは指先だけにしましょう。色鉛筆を持つ位置によって塗り方が変わります。 鉛筆の下の方を持つ:小さく、濃く塗れる。 鉛筆の上の方を持つ:大きく、薄く塗れる。 中間を持つ:中程度の大きさと濃さになる。 芯は先端だけでなく、少し寝かせて横の広い部分も使いましょう。自分に合った持ち方をいろいろ試してみてください。 もう一つの持ち方として、上から鉛筆を包み込むように持ち、人差し指を添えます。このときは手首を浮かせても構いません。芯を寝かせて横に動かすと、太く柔らかい線が描けます。広い範囲を塗るときに便利です。 ■基本の塗り方 ただ適当に動かすと、隙間ができてムラになり、雑な印象になります。ポイントは、隙間なく、一定の力加減で、少しずつ塗ることです。これが基本のベタ塗りの方法で、何を塗るときも忘れずに使ってください。 ■くるくる塗り 私が名付けたオリジナルの塗り方です。基本の塗り方と同じく、隙間なく一定の力で、鉛筆をくるくる回すように動かします。柔らかなタッチで、塗り跡が残りにくいのが特徴です。人物の肌やグラデーションに向いています。 ただし、隙間を空けたままくるくる塗ると、雑に見えるので注意してください。 ■シャッシャッ塗り これもオリジナルの呼び方です。上から下に向かって力を抜きながら線を引きます。上が太く、下が細くなるように意識してください。慣れたら、隙間なく少しずつ動かし、シャッと塗るようにします。 シャ塗りは、毛並みやグラデーション、髪の毛を塗るときにとても役立ちます。下から上に向かっても練習してみましょう。長くシャッと引いたり、短く動かしたりと、いろいろな表現ができます。 ■つまみ塗り 木の部分をつまむように、かなり下ギリギリを持って塗る方法です。力が入りやすく、濃い色を塗るのに適しています。芯を寝かせれば、広い部分も比較的早く塗れます。 ■まとめ このように、色鉛筆は持ち方・動かし方・力加減・芯の角度を変えることで、さまざまな表現が可能になります。これらを組み合わせて練習すれば、どんなものでも表現できるようになりますよ。 ぜひ、基本をマスターしていろいろな塗り方に挑戦してくださいね。これからも一緒に塗り絵を楽しんでいきましょう。