色鉛筆の背景の描き方|初心者から上級者まで使える万能テクニック

背景が苦手で、いつも白いままにしてしまう。
何を描けばいいのかわからず、不安になってしまう。

そんな方にぜひ試してほしいのが、**色鉛筆を「縦に動かすだけ」**の背景テクニックです。

とてもシンプルなのに、驚くほどアーティスティック。
絵心に自信がなくても、誰でも挑戦できます。

 



基本の塗り方|縦に動かすだけ

① まずは1色選ぶ

好きな色を1本選びます。

塗り方のポイントは、色鉛筆を紙から離さず、上下に動かすこと
手首ではなく、指を動かすようにすると、疲れにくく、きれいに塗れます。

最初から密に塗り込む必要はありません。
少し隙間があっても大丈夫。ざっくりと塗る感覚でOKです。

 




② 別の色を重ねる

次に、違う色を同じように縦に重ねていきます。

色は同系色でも、あえて違う系統でも構いません。
重ねる色によって雰囲気が大きく変わるため、バリエーションは無限大です。

ポイントは、きっちりなぞらないこと。
1回目と同じように、ざっくり動かすことで自然な重なりが生まれます。

まだ2色でも、思った以上に多彩な色味になります。

 



メリハリをつけるコツ

何色か重ねたら、次の点を意識してみましょう。

  • 濃い部分をあえて作る

  • 隙間を埋めるように塗る

  • 線の長さをあえてバラバラにする

均一に整えなくても大丈夫です。
むしろムラがあることで、動きのある背景になります。

 



塗るときのポイント

■ 枠の中に塗る場合

実際の作品に使うときは、四角い枠の中に塗ってみましょう。

  • 端は小さく動かす

  • 中央は大胆に大きく動かす

  • 力を入れすぎない

端は塗り残しやすいので、そこだけ少し丁寧に仕上げます。

 



■ 色選びの考え方

同系色でまとめると、落ち着いた雰囲気になり、失敗しにくくなります。

一方で、暖色と寒色を混ぜると、カラフルで元気な印象に。
違う系統の色を使うときは、いきなり全面に塗らず、部分的に様子を見ながら重ねていくのがおすすめです。

「これなら大丈夫」と感じたら、思い切って広げていきましょう。

 



この塗り方の魅力

  • 絵心がなくてもできる

  • 緊張せずに塗れる

  • 色の重なりを自然に学べる

  • 手の動かし方の練習になる

いつもは「丁寧に塗らなければ」と力んでしまう方も、この方法なら無心で楽しめます。

同じ色の組み合わせでも、まったく同じ仕上がりにはなりません。
それもまた、この塗り方の魅力です。

 



仕上げのポイント

最後は隙間を埋めるように、気に入るまで何度も重ねていきます。

色数は多くても少なくても構いません。
作品の雰囲気に合わせて自由に調整してください。

一度使った色を再び重ねることで、より深みが出ます。

 



実際に使ってみると…

たくさんの色を使っても、意外とまとまった印象になります。
簡単なのに、ぐっとアーティスティックな雰囲気に。

1色や同系色だけで仕上げれば、落ち着いた背景にもなります。
主張しすぎず、温かみのある仕上がりになります。

 



応用編|イラストにも使える

慣れてきたら、背景だけでなく、イラストそのものを縦の動きだけで描くことも可能です。

さらに、

  • 横方向に動かす

  • 斜めに動かす

といったアレンジもできます。

動きの方向を変えるだけで、表情は大きく変わります。

 



まとめ

何かを描き込まなくてもいい。
縦に動かし、好きな色を重ねるだけ。

背景が苦手で避けていた方にも、ぜひ試してほしい方法です。

とても簡単なのに、万能。
あなたの作品がぐっと引き立つ背景になります。

ぜひ一度、挑戦してみてください。

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