レベルアップする塗り方①リアルタッチな肌の影入れ編


塗り絵をワンランク上の表現にするためには、影の入れ方がとても重要です。
今回は「花と女の子」の線画を使いながら、リアルタッチに見せる肌の影の入れ方を解説します。

初心者向けの塗り方から少しステップアップし、
色数を増やしながら、より立体感のある表現を目指していきます。

ぜひ一緒に塗りながら試してみてください。

 

>> 「花と女の子」の線画はこちら

>> 初心者向けの塗り方はこちら

 



使用する画材

今回使用する色鉛筆は
ホルベイン アーティスト色鉛筆です。

もちろん他のメーカーでも問題ありません。
大切なのは、似た色味や明度を意識して塗ることです。

色鉛筆の種類が違っても、
同じような色の組み合わせで塗れば十分表現できます。

 



光の方向を決める

塗り始める前に、光の方向をイメージすることが大切です。

今回は、
左側から光が当たる設定で塗っていきます。

そのため、

  • 左側 → 明るい

  • 右側 → 暗い

というように、顔を大きく2つに分けて考えます。

最初に光の方向を決めておくと、
影を入れる場所がわかりやすくなります。

 



肌の影を入れる準備

影を入れる前に、白色の色鉛筆で線画の線を少し薄くします。

インクの線が強いままだと、
その上に塗る色がなじみにくくなることがあります。

ただし、ここはほんのりでOK
強く塗りすぎると色が弾いてしまうので注意してください。

 



影のベースを塗る

最初に使う色は「ライトレッド」です。

この色は少し赤みのある茶色で、
肌に自然になじむため、影のベースに向いています。

影を塗るときのポイントは次の通りです。

  • 強い色で塗らない

  • 軽いタッチで塗る

  • 薄く重ねる

色鉛筆はしっかり削っておくことも大切です。

 



影は「線画の近く」から入れる

影を塗るときは、
線画の近くから塗り始めるのがおすすめです。

線画は、
「ここに影が入りますよ」というガイドでもあります。

そのため、

  • フェイスライン

  • 髪の毛の境目

  • 花びらの奥

など、暗くなる場所から塗ると失敗しにくくなります。

 



塗り方の基本テクニック

塗るときは、鉛筆を小さく細かく動かすようにします。

大きく動かしてしまうと、

  • 塗りムラが出る

  • 雑な印象になる

という原因になります。

ポイントは次の3つです。

  • 力を入れない

  • 細かく動かす

  • 薄く重ねる

これを常に意識しましょう。

 



顎の影で立体感を作る

顎の下は特に影が入りやすい場所です。

顔の骨格を意識すると分かりやすいのですが、
顎の下は骨があり、そこから首に向かって影ができます。

そのため、

暗い → 少しずつ明るくなる

というグラデーションを作ると、
顔に立体感が生まれます。

 



目の周りの影

目の周りは少し難しい部分ですが、
構造を理解すると塗りやすくなります。

まず、目の中には眼球の丸みがあります。
その丸みに沿うように影を入れます。

さらに、

  • 目の下

  • 鼻の横

にも影が入ります。

実際に自分の顔を触ってみると、
目の下に少しくぼみがあることが分かると思います。

そこから影を入れていくと、
自然な立体感が生まれます。

 



鼻の立体感を作る影

鼻を立体的に見せるポイントは、
鼻筋を明るく残すことです。

影の入れ方は次のようになります。

  • 鼻の横に影

  • 小鼻の周りに影

  • 鼻筋は明るく残す

鼻の横に三角形のような影を入れると、
鼻が前に出ているように見えます。

 



髪の毛の影の入れ方

髪の毛の影は、
線画のラインに沿って入れていきます。

ただし途中からは、
少し線から離した影を入れるのがポイントです。

これをすることで、

髪が浮いているような立体感

を表現できます。

線にぴったり沿ってしまうと、
模様のように見えてしまうので注意してください。

 



影を入れすぎないことも大切

影は入れれば入れるほど良いわけではありません。

入れすぎると

  • 濃くなりすぎる

  • 色っぽい雰囲気になる

場合があります。

ある程度影が入ったら、
次の色へ進むのがポイントです。

 



まとめ

リアルな肌表現のポイントは次の通りです。

  • 光の方向を決める

  • 線画の近くから影を入れる

  • 薄く重ねる

  • 小さく細かく塗る

  • グラデーションを意識する

これだけで、
塗り絵の完成度が大きく変わります。

 



次回は、今回入れた影の上に
さらに色を重ねて肌の色味を作る方法を紹介します。

ぜひ次回も、一緒に塗ってみてください。

レッスン に戻る