色鉛筆でできる水滴の描き方|透明感を出す考え方と簡単な塗り方

鉛筆・色鉛筆で透明感のある水滴を描こう

水滴は一見難しそうに見えますが、仕組みとルールを理解すれば意外と簡単に描けます。
水滴が描けるようになると、「雫・雨・汗・涙」など、さまざまな表現に応用できるようになります。

この記事では、水滴の構造を観察するところから始め、
鉛筆・色鉛筆それぞれの描き方まで、順を追って解説していきます。

 



水滴を描く前に|まずは観察してみよう

まず、水滴がどのように見えているのかを観察してみましょう。
白い紙や髪の上に水滴を垂らすと、ぷっくりと高さのある立体的な形になります。


水滴には、次のような特徴があります。

  • 左側から光が当たっている場合
    → 左側に強いハイライトができる

  • 水滴は透明
    → 内側に影が見え、下の色(紙の白など)が透けて見える

  • 入ってきた光は反対側へ抜ける
    → 右側が明るくなる

  • 水滴の下には「水滴自身の影」ができる

これらが重なり合うことで、水滴特有の透明感と立体感が生まれます。

 



水滴の高さで変わる、光と影の関係

水滴の「高さ」によって、光と影の見え方は変わります。


高さのある水滴

  • ハイライトの周囲にしっかりと影が入る

  • コントラストが強く、立体感が出やすい


高さの低い水滴

  • ハイライト周りの影が薄くなる

  • 全体的にコントラストが弱く、あっさりした印象になる


長細い水滴

  • 高さがあれば基本の構造は同じ

  • ただし上部は高さがないため、影は弱めにする

今回は、**最も分かりやすい「高さのある水滴」**を中心に描いていきます。

 



鉛筆で描く|水滴の基本の描き方

まずは鉛筆で、構造を意識しながら描いてみましょう。


① 下描きと光の位置を決める

  • 薄く円を描く

  • 光が入る位置(ハイライト)を決める

② 内側と外側の影を入れる

  • ハイライトの周囲に、水滴の内側にできる影を描く

  • 紙と接している部分に、水滴自身の影を入れる

※ 光が抜ける部分は塗り残しておきます。

③ グラデーションを作る

  • 左から右へ、暗 → 明になるように塗る

  • みっちり塗らず、軽めでOK

④ 綿棒でなじませる

  • 内側・外側の影を綿棒で伸ばし、やわらかくする

⑤ 消しゴムでハイライトを作る

  • 明るくしたい部分を消す

  • 練り消しを使うと、全体を薄く調整しやすい

塗りすぎると透明感が失われるので、
濃くなった場合は消して調整しましょう。

 



長細い水滴を描くときのポイント


描き方の基本は同じですが、注意点があります。

  • 上部は高さが低いため、影は控えめに

  • 光と影のコントラストを弱めにする

  • 全体をやや明るめに仕上げる

これで、不自然に立体的になりすぎるのを防げます。

 



色鉛筆で描く|下地のある水滴表現

次は、色のついた下地の上に水滴を描いてみましょう。
水滴は透明なので、下地の色が透けて見えるのがポイントです。


基本ルールは同じ

  • 光と影の位置は、下地の色が変わっても同じ

  • 水滴の構造を意識することが大切

重ね塗りできる色鉛筆の場合

  1. 薄く円を描く

  2. 消しゴムでハイライト部分を消す

  3. 内側の影を濃い色で入れる

  4. 外側の影も色で入れる

  5. 明るい部分を残しながら、水色でグラデーション

  6. 白でハイライトを強調

ブレンダー(色の入っていない色鉛筆)を使うと、
色がより滑らかに混ざります。

※ 必須ではありませんが、とても便利なアイテムです。

 



重ね塗りが難しい色鉛筆の場合の描き方



重ね塗りがしにくい色鉛筆では、少し手順を変えます。

  1. 消しゴムで下地を軽く消す

  2. 水色で全体を薄く塗る

  3. 外側の影を色で入れる

  4. 内側の影を調整

  5. 白でハイライトを入れる

色が入りにくい場合は、
再度下地を軽く消してから塗るのがコツです。

 



仕上げ|さらに立体感を出したい場合

仕上げに白ペンを使ってハイライトを入れると、
より立体感と質感がアップします。



全体を見ながら、

  • 明るすぎるところ

  • 暗すぎるところ

を微調整して完成です。

 



まとめ|水滴は「構造」を理解すれば描ける



水滴は、

  • 光の入り方

  • 内側と外側の影

  • 透明感

この3つを意識するだけで、ぐっと描きやすくなります。

 

 

ぜひ、鉛筆・色鉛筆どちらでもチャレンジしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
感想やリクエストもお待ちしています。

 

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